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水分の摂り過ぎ 身体を冷やす

「いつも腰が冷える」

「腰から下が重い」

「腰が鈍く重い」

東洋医学では、体内の水分バランスが健康に大きく影響すると考えられています。
水分の摂り過ぎが身体を冷やす理由を解説します。

東洋医学における「水」の役割

東洋医学では、体内の水分を「水」と呼び、これには涙、汗、尿、胃液、腸液などが含まれます。この「水」は、体を潤し、関節の動きを滑らかにし、体温を調節するなどの役割を果たします。

水分の摂り過ぎと身体の冷え

水分を過剰に摂取すると、体内の水分代謝が悪くなり、「痰湿(たんしつ)」という状態が生じます。痰湿は、不要な水分が体内に溜まり、体が重だるく感じたり、むくみやすくなったりする状態です。この状態では、体内の水分が適切に循環せず、冷えを引き起こすことがあります。

また、水分は熱を奪う性質があるため、過剰に摂取すると体温が下がりやすくなります。特に冷たい飲み物を多く摂ると、内臓が冷え、消化機能が低下することもあります。陽が沈んでからの果物も身体を冷やしてしまいます。

対策とケア

  1. 適度な水分摂取: 常温以上の水分を摂ることが推奨されます。
  2. 食生活の見直し: 脂っこいものや甘いもの、冷たいものを控え、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
  3. 軽い運動: 適度な運動で汗をかき、余分な水分や老廃物を排出することが効果的です。

これらの方法で、体内の水分バランスを整え、冷えを防ぐことができます。

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