不快感や痛みなどに対して、
手技療法の重要性が如何に大切であるのか。
むら本整骨鍼灸院では
手技療法の施術を大事に考え、
日々技術の向上を図りながら治療に取り組んでおります。
手技療法とは
手技療法とは、
施術者の手により筋肉のこりをほぐすように促す療法のことです。
緊張をとり除き、筋肉や関節の動きを調整することで、
体の痛みや不快感を緩和させ自然治癒力を促進します。
手技療法が身体に与える影響
皮膚に及ぼす作用
皮膚の知覚神経を刺激することで反射的に血管拡張を促して、血流量を増加させ新陳代謝を高めます。また、汗腺や皮脂腺を刺激することで皮膚呼吸を活発にして、腺の分泌物を取り除き皮膚の再生力を高め、同時に抵抗力を増加させる働きもあります。
筋肉に及ぼす作用
筋肉中の血流量を増加させ、筋肉中の新陳代謝が良くなり筋収縮力を回復させます。
神経に及ぼす作用
弱い刺激は神経に対して興奮作用を起こさせます。強い刺激は反対に鎮静作用に働きます。運動前のウォーミングアップなどでは弱い刺激のマッサージで神経興奮させ、運動後・試合後では強めに行い、神経の興奮を和らげます。
循環器系に及ぼす作用
軽擦(けいさつ)法・揉捏(じゅうねつ)法などの手技療法は血液・リンパ液の流れを促進させ、老廃物を除去させて疲労の回復を早める効果があります。
血液・リンパに及ぼす作用
血流量の向上だけでなく、リンパ液の動きも血流量と同等に流れが良くなります。リンパの働きは、静脈では運べない大きな不要物(蛋白質、細胞の死骸など)を運ぶ下水道的な働きがあります。そして重要なのはリンパ球という細菌・ウイルスと戦う免疫の働きです。免疫は自己以外のものを攻撃・殺傷・排除し、自然治癒力の中心的役割を担っています。血液・リンパ液の流れをスムーズにすることは、細胞の新陳代謝を促し自然治癒力を高めることになります。