飽食の時代における「生命を養い健康を保つため」の食べ方とは
健康の三大要件の一つ”栄養”
自然と一体化して生きるには季節の流れは無視できない。
すべての食物は
食物連鎖の循環の中にあり植物が基本にある。
人間も食物連鎖の中で生かされており、
この穀物や野菜の生育は自然なしでは不可能である。
東洋医学では
食物を色・形・味・部位・季節・場所等の
それぞれによってその性質を分類する。
又その土地と環境から生まれた食べ物が
そこに暮らす人の身体にとって一番良いとする。(身土不二:しんどふじ)
四季に応じ
「春」は
苦味のある野菜、野草、山菜を食べ
冬の間寒さに耐えてきたこわばった筋肉や内臓をほぐす。
「夏」は
果物や水分の多い野菜を食べ身体の熱を冷やす。
「秋」は
木の実や収穫物を食べ冬の寒さに備える。
「冬」は
根菜類を食べ身体を暖める。
など、
その季節の物を五色の食品でバランス良く摂る事が大切だと言える。
五色とは
[青(緑)]は肝・胆を
[赤]は心・小腸を
[黄]は脾・胃を
[白]は肺・大腸を
[黒]は腎・膀胱を
強化する作用が有ると考えられている。
飽食の時代と言われている昨今、
本当に良い物を摂っていると言えるだろうか?
医食同源(薬食同源)という言葉があるが、
薬品以上の食効を持っている自然の食品を調理して食べる事が
健康維持、病気の予防に役立つのである。
2023 年始