院長コラム「花粉症について」

むら本整骨鍼灸院治花粉症について。

…… 花粉症は風邪だと思って下さい ……

   

私は、花粉症は風邪の一種だと考えています。

 

春は東風と言われるように、風が東から強く下から上へ吹き上げるため、

万物は芽吹いて行くのですが、人の体にも影響を及ぼしやすいのです。


特に花粉症と言われる症状が出るのは、体温が36℃以下の方に圧倒的に多いようです。

何年も異常を感じていなかった人が去年から突然花粉症になった等と言うことを聞きます。

それは、異物(アレルギー物質)を体外に排泄しようとしているのかも知れませんが

基本的に、長年の生活習慣の中で蓄積したマイナス要因の積み重ねにより、

自身の治癒力が弱まったことに間違いありません。

例えば、埃っぽいことに出くわすと、「くしゃみ」や「はなみず」が出ることがあります。
でも、体調の良いときにはこれらの症状を感じません。
それならば、この“体調の良いとき”の状態を保てば(維持すれば)良いのではないかと考え

ツボ療法を始めたのがきっかけです。

いろいろな症状に対して諸先生方の症例や文献を参考にしながら年月はかかりましたが、

今当院では独自の花粉症対策を実施しています。

多くの確率で症状の改善や軽減をはかることができ、治療に役立てている次第です。

独自の花粉症対策

 

また、これに付随して風邪によるにも応用しています。

長期にわたり咳がとまらない方にも数回のツボ療法を行い

治癒力を高めるお手伝いをさせていただくことにより改善することも多々あります。

 

はじめに記しましたが、体温が低い・体が冷えているということは免疫力を低下させ

あらゆる病や体調不良に大きな影響をきたしているように思いますが

特に花粉症にはそれを感じます。

 

私が用いているツボは次の通りです。

 

◎鼻水・鼻づまり
 風門・大椎とその周囲穴・あ門などに灸(隔物灸でよい)をおすすめします。

 

◎咳
 上記のツボに初期であれば天突を加えます。
 また、咳の期間が長い人は、上天突・水突・人迎・気舎・廉泉などに灸(隔物灸)をします。

 それに加え、項背の強ばりの軽減を計ってあげることです。

 

後は体温を上げる指導が必要かと思われます。

医食同源と言われるように、日々の食事にひと工夫も大切です。

 

例えば…

 

≫ 体を冷やさない

 ① 陽が沈んでからの生野菜・果物は摂らない。
 ② 水分の摂りすぎに注意。

  (花粉症の時期には特に咽が乾き水分が欲しくなります。一口ずつ飲み、量を少なくする。)  

 ③ 旬の物を食べる。     

 

≫ 消化を良くする

 ① 良く噛んで(一口30噛み)食べる。
 ② 就寝3時間前までに飲食を終える。
 ③ 油っこい物、消化の悪い物は控える。

 

≫ 体を温める

 ① 夜は根菜類を食べる。

 

≫ 体温を上げる

 ① サラダなどには温野菜にする。
 ② 薬味を上手に使う。

   (ショウガ・ニンニク・コショウなどの体を温める香辛料を料理に上手に使う。)
 ③ 一日1杯のショウガ入り紅茶を飲む。

   (ショウガを多めにすって絞り、好みでハチミツを入れる)

 

これらの食養生は数回で効果のでるものでは有りませんが

続けることは大切なことです。

 

また、夜更かしを避け、できるだけ今日中に床につくこと。

仕事でかなわない場合もあると思いますが

一週間のうち1~2回でも結構ですから、12時までに就寝を心がけましょう。